▲TOPへ戻る

flex-shrinkプロパティを理解する 親要素に余白がない時、子要素の縮小率を指定する

flex-shrink

flex-shrinkとは?

flex-shrink プロパティは、 子要素のwidthの合計が親要素のwidthをオーバーする時、 子要素に指定した比率の分だけ縮小します。

つまり、子要素のwidthの合計が親要素のwidthをオーバーしていない時、flex-shrinkを指定しても何も変化はありません

flex-shrink

子要素のwidthの合計が、親要素のwidthをオ―バーせず、余白がある時は、 必要に応じ、flex-growを指定する。

css
flex-growプロパティを理解する 子要素の比率を指定し、親要素の余白を埋める

flex-shrinkの指定方法

<div class="wrapper">
  <div class="item1">Item1</div>
  <div class="item2">Item2</div>
  <div class="item3">Item3</div>
</div>

<style>
  .wrapper {
    display: flex;
    width: 500px;
  }
  .item1,
  .item2,
  .item3 {
    width: 200px; /* 子要素*3=600 親要素をオーバー */
    height: 100px;
  }
</style>

親要素500px、子要素各200pxを指定したはずが、 flexboxの特性により、親要素をはみ出して表示されることはありません。

flex-shrinkの初期値は1で、親要素のwidthが3分割され、均等に割り振られます。

Item1
Item2
Item3
500px

  .item1 {
    flex-shrink: ;
  }
  .item2 {
    flex-shrink: ;
  }
  .item3 {
    flex-shrink: ;
  }

マイナスの値を指定することはできません。

子要素すべてにflex-shrink: 0;を指定すると、 CSSで指定したwidthになり、親要素をはみ出します。

それぞれの子要素に違う値を指定すると、その比率で各要素のwidthが縮小します。

flexboxの主軸と交差軸に注意!

上記の記述は、flex-direction(主軸)がrow(横並び)の場合です。

flex-directioncolumnの場合は、縦方向の余白を埋めます。

flex-shrink

参考

css
フレックスボックス超入門 主軸と交差軸の方向をマスターする

まとめ

  1. flex-shrink プロパティは、flexアイテムの縮小率を決める。
  2. 初期値は1で、0にするとCSSで指定したwidthになる。
  3. 子要素のwidthの合計が、親要素のwidthをオーバーする時に、必要に応じて指定する。
  4. flexboxの主軸と交差軸に注意が必要。

こんな記事も読まれています。

profile

パソコン好きなガオ

コロナ禍によるステイホームを機にプログラミングを学ぶ。パソコンに関してはプロではないが、ちょっと詳しい程度。

パソコン

javascript

カメラ

ブログ