【javascript】クリックして新しいウィンドウを開き、データを転送する方法、また子ウィンドウからデータを受け取る
新しくウィンドウを開く方法
- window.open(url, name, option);
<button onclick="openWindow('', '', 'width=400,height=300')">新しいウィンドウ</button>
<button onclick="openWindow('', '', '')">新しいタブ</button>
<button onclick="openWindow('https://yahoo.co.jp','name', '')">yahoo</button>
<script>
function openWindow(url, name, option){
window.open(url, name, option);
}
</script>
optionを入力すると、新しいウィンドウで開かれます。'' 空だと、新しいタブで開かれます。
window.opener
window.openerとは、そのページを開いた元のページを返します。
子ウィンドウでwindow.openerを使い、親ウインドウの要素を取得することができます。
子ウィンドウでこの文章を取得してみよう!!!(id="test")
// 子ウィンドウのjavascript
function parentProperty(){
console.log(window.opener.document.getElementById("test").textContent);;
// => 子ウィンドウでこの文章を取得してみよう!!!(id="test")
})
親子間のウィンドウでデータをやり取りする
まずはファイルを作成しましょう。
親ウィンドウと子ウィンドウのHTMLをそれぞれ作り、同じ階層におきます。
親ウィンドウ
<h1>親ウィンドウ</h1>
<h2>子ウィンドウへ転送</h2>
<!-- textareaの値が子ウィンドウへ -->
<textarea
name="dataTransfer"
id="parent-textarea"
cols="30" rows="3"
></textarea><br>
<button onclick="openWindow('child-window.html', 'dataTransfer')">子ウィンドウへ転送</button><br><hr>
<h2>子ウィンドウから転送</h2>
<!-- 子ウィンドウのデータがinputに反映 -->
<input type="text" id="parent-input">
function openWindow(url, name) {
window.open(url, name, "width=400,height=300");
}
// 親ウィンドウのjavascriptはこれだけです。
子ウィンドウ
<!-- ファイル名 child-window.html -->
<h1>子ウィンドウ</h1>
<!-- 親ウィンドウからのデータがこのtextareaに反映 -->
<textarea
name="dataTransfer"
id="child-textarea"
cols="30" rows="3"
></textarea><br /><hr />
<!-- inputの値が親ウィンドウへ -->
<input type="text" id="child-input" /><br />
<button onclick="returnData()">親ウィンドウへ転送</button>
onloadで子ウィンドウのページが読み込まれた段階で、 親ウィンドウからデータを取得します。
この処理を親ウィンドウで書くと、子ウィンドウがまだ開かれていないので、 エラーになります。
// 子ウィンドウ側のjavascript
window.onload = function () {
// 親ウィンドウの存在チェック
if (!window.opener || window.opener.closed) {
window.alert("親ウィンドウがありません。");
return false;
}
document.getElementById("child-textarea").value =
window.opener.document.getElementById("parent-textarea").value;
};
// 親ウィンドウへ転送
function returnData() {
// 親ウィンドウの存在チェック
if (!window.opener || window.opener.closed) {
window.alert("親ウィンドウがありません。");
return false;
}
window.opener.document.getElementById("parent-input").value =
document.getElementById("child-input").value;
}
デモページを開き、データのやり取りができていることを確認してください。
※注意 : もし自分のパソコンで試す場合、XAMPP等を使い、ローカルサーバー上で行ってください。
まとめ
- window.open()で、新しいウィンドウ(タブ)を開く
- window.openr()で、親ウィンドウの要素を取得
- 子ウィンドウが開かれた時に、親ウィンドウを取得し、子ウィンドウに反映させる。