ホームページの共通パーツを一括編集。PHPの知識不要。
前回の記事で、PHPのローカル環境をXAMPPで整えました。
今回はホームページの共通パーツをPHPで書き、それをHTMLで読み込む方法を解説していきます。
共通パーツをPHPファイルにする
「HTML」の中の共通パーツを切り取る。
拡張子をPHPにしたファイル(header.php)を作り、そこにコピペ。
すべてのリンクのあたまに「 <?php print $path;?> 」を加える
このファイルを一番上の階層のフォルダに入れる。(どこでもいいですが)
「HTML」の書き換え
HTMLで先ほど切り取った部分に以下を記述します。
<body>
<?php $path = "./"; include(dirname(__FILE__).'/header.php');
?>
</body>
階層が違う場合
「Home」ページの「index.html」と「header.php」は同じ階層にあるので大丈夫ですが、違う階層にあるファイルにアクセスする場合は、もうひと手間かかります。
一つ下の階層のファイルには「../」を加える。
<body>
<?php $path = "../"; include(dirname(__FILE__).'/../header.php');
?>
</body>
二つ下の階層のファイルには「../../」を加える。
<body>
<?php $path = "../../";
include(dirname(__FILE__).'/../../header.php'); ?>
</body>
このように記述すれば、どの階層からリンクできます。
まとめ
PHPの知識が全くなくても、この手順通りに記述すれば、PHPで共通パーツを管理することができ、ウェブの管理がグッと効率よくできるようになります。
1. 共通パーツをPHPファイルにする。
2. 共通パーツの部分に
「<?php $path = "./"; include(dirname(__FILE__).'/xxxxxx.php');
?>」 と記述。
3. PHPファイルにリンクがある場合は、リンクの前に
「 <?php print $path;?> 」と記述。
4. 階層が違う場合は「../」を加える