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RAWで撮る意味とは?JPEGとの違いを解説

投稿日 : 2026年3月31日
最終更新日 : 2026年3月31日

目次A Table of Contents

01はじめに

カメラには「RAW」「JPEG」という2つの保存形式があります。 どちらも写真として残すための形式ですが、保存される情報量や編集の自由度が大きく異なります。

この記事では、RAWで撮影する意味とJPEGとの違いを、初心者にも分かりやすく解説します。

02RAWとは何か

RAWとは、カメラのセンサーが記録した情報をほぼそのまま保存したデータです。 「未加工のデータ」とよく表現されます。

例えるなら、
RAW → 料理前の食材
JPEG → 完成した料理
のような関係です。

RAWはまだ料理されていない状態なので、 後から自由に味付け(編集)することができます

03JPEGとは何か

JPEGは、カメラが自動で色や明るさを調整し、圧縮して完成させた画像です。

特徴は次の通りです。

  1. ファイルサイズが小さい
  2. すぐに使える
  3. SNSやスマホで扱いやすい

ただし、圧縮されているため、撮影後の編集には弱いという特徴があります。

04RAWとJPEGの主な違い

項目 RAW JPEG
画質 非常に高い やや劣化
編集耐性 非常に強い 弱い
ファイルサイズ 大きい 小さい
撮影後の自由度 高い 低い
そのまま使用 不向き すぐ使える

簡単に言うと

  1. RAW = 後で仕上げる人向け
  2. JPEG = すぐ使いたい人向け

05RAWで撮る一番のメリット

明るさの復元ができる

白飛びや黒つぶれが起きた写真でも、RAWならかなり復元できます。

例えば、

・空が白く飛んだ
・影が真っ黒になった

という写真でも、RAWならディテールを取り戻せる場合があります。

ホワイトバランスを後から変更できる

JPEGでは色温度が固定されますが、

rawなら

電球色 → 自然な白
青すぎる → 暖かい色

といった修正がほぼ劣化なしで可能です。

色の階調が豊か

RAWJPEGよりも圧倒的に多くの色情報を持っています。

そのため

・空のグラデーション
・夕焼けの色
・人肌の微妙な色

などが滑らかに表現できます

06RAWのデメリット

もちろん欠点もあります。

ファイルサイズが大きい

RAWはJPEGの 3〜6倍程度の容量になることがあります。

編集が前提

RAWはそのままだと少し眠い色になることが多く、Lightroomなどで現像する必要があります。

連写性能が落ちる場合も

データ量が大きいため、 カメラによっては連写枚数が減ることがあります。

07RAWで撮るべきシーン

RAWのメリットが活きるのは次のような撮影です。

  1. 風景写真
  2. 夜景
  3. 逆光写真
  4. ポートレート
  5. 本気の作品撮り

特に 白飛びしやすい風景や夕焼けではRAWの強さが際立ちます。

08JPEGで十分なケース

逆にJPEGで十分なのは

  1. SNS投稿
  2. 記録写真
  3. 家族スナップ
  4. スポーツ連写
  5. すぐ共有する写真

「撮ってすぐ使う」ならJPEGの方が便利です。

09迷ったら「RAW+JPEG」

多くのカメラには 「RAW+JPEG同時記録」 があります。

この設定なら

JPEG → すぐ使う
RAW → 作品用に編集

という使い方ができます。 初心者には一番おすすめの設定です。

10まとめ

RAWとJPEGの違いを一言で言うと、

RAWは編集前提の高品質データ
JPEGは完成された軽い画像

です。

もし 写真のクオリティを上げたい、編集も楽しみたい なら、RAW撮影に挑戦してみる価値は十分あります。