花火の撮り方完全ガイド|初心者でも失敗しないカメラ設定と撮影のコツ
投稿日 : 2026年8月5日
最終更新日 : 2026年8月5日
目次A Table of Contents
01はじめに
夏の夜空を彩る花火大会。せっかく一眼カメラやミラーレスカメラを持っているなら、 美しい花火を写真に残したいですよね。
しかし、実際に撮影してみると、
・花火が白飛びする
・ピントが合わない
・ブレてしまう
・煙ばかり写る
といった失敗を経験した方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者でも美しい花火写真を撮るための設定や撮影のコツを詳しく紹介します。
02花火撮影に必要な機材
カメラ
マニュアル撮影(Mモード)ができるカメラなら、 一眼レフ・ミラーレスどちらでもOKです。
APS-Cでもフルサイズでも
十分撮影できます。
レンズ
おすすめは次の3本です。
・20mm~24mm(大きな花火全体)
・24-70mm(最も使いやすい)
・70-200mm(遠くから迫力ある撮影)
広角すぎると花火が小さくなり、望遠すぎると画面からはみ出すことがあります。
Nikonなら
・NIKKOR Z 20mm f/1.8 S
・NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
・NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
・NIKKOR Z 70-180mm f/2.8
などがおすすめです。
三脚は必須
花火撮影では数秒間シャッターを開けるため、三脚は必須です。 できれば風に強い、しっかりした三脚を使いましょう。
リモートレリーズがあると便利
シャッターボタンを押した瞬間のブレを防げます。 セルフタイマーでも代用できます。
03おすすめのカメラ設定
| 設定 | おすすめ |
|---|---|
| 撮影モード | M |
| ISO | 64~100 |
| F値 | F8~F11 |
| シャッター速度 | 2~8秒 |
| ホワイトバランス | オートまたは晴天 |
撮影モードはM(マニュアル)
花火撮影で最も失敗しやすいのがオートフォーカスです。
暗い夜空ではAFが迷ってしまいます。
おすすめは、マニュアルフォーカス(MF)。
撮影前に遠くの建物や山、街灯などでピントを合わせ、
そのままMFへ切り替えて固定しましょう。
ライブビューで拡大しながらMFを合わせると、より正確にピントを合わせられます。
ISO感度
ISOはできるだけ低く設定します。
ISO100程度ならノイズが少なく、花火の色も綺麗に残ります。
F値
花火は非常に明るいため、
F8〜F11
が最も失敗しにくい設定です。
F値が低いと白飛びしやすくなります。
シャッター速度
打ち上がるタイミングによって変わりますが、
・小さな花火:2〜3秒
・スターマイン:4〜6秒
・大玉:5〜8秒
が目安です。
04花火をきれいに撮るコツ
シャッターを押すタイミング
花火は 「打ち上がった瞬間」 ではなく、
少し上がり始めた頃 にシャッターを押すのがコツです。
花火が開き終わるまでシャッターを開け続けます。
風向きを確認する
煙は最大の敵。 できるだけ風上側から撮影すると、 煙が流れてクリアな写真になります。
構図を工夫する
花火だけでは単調になりがちです。
例えば
・お城
・神社
・湖
・街並み
・木々
などを一緒に入れると、作品らしい写真に
なります。
縦構図もおすすめ
大玉の花火は縦構図が非常に映えます。
打ち上げ場所から頂点まで余裕を持って構図を決めましょう。
RAWで撮る
RAWなら
・明るさ
・色味
・ホワイトバランス
を後から調整できます。
失敗写真を救える可能性も高くなります。
05花火撮影でよくある失敗
花火が真っ白になる →
F値を大きくする(F11前後)
花火がブレる → 三脚を使用する
花火が途中で切れる → 少し広角側で撮影する
ピントが合わない → AFではなくMFを使う
06まとめ
花火撮影は難しそうに感じますが、基本を押さえれば初心者でも美しい写真が撮れます。
特に重要なのは次の5つ。
・三脚を使用する
・Mモードで撮影する
・ISO100前後に設定する
・F8〜F11を目安にする
・マニュアルフォーカスでピントを固定する
これらを意識するだけでも、失敗は大きく減ります。
今年の花火大会ではぜひ挑戦して、夏の思い出を美しい写真として残してみてください。
