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露出補正とは?どんな場面で必要?カメラのテクニックをアップさせるには必須知識。

投稿日 : 2025年6月24日
最終更新日 : 2025年6月25日

目次A Table of Contents

01 露出補正とは

露出補正とは、カメラが自動で設定した露出(写真の明るさ)を、撮影者の意図に合わせて調整する機能のこと。 露出補正を使えば、より明るくしたり、暗くしたりすることができる。 より明るくしたい場合は「+」方向に、より暗くしたい場合は「-」の方向に設定。

02 どんな時に露出補正が必要か?

背景が明るく、被写体が暗い時、露出補正をプラスにする必要がある。

露出補正をしない状態だと、被写体が暗くなってしまう。

A
シャッタースピード 2000
iso 3200
絞り 3.5
焦点距離 35
ホワイトバランス Auto
露出補正 0.0
露出補正

露出補正を少しづつ上げていくと・・・

A
シャッタースピード 1250
iso 3200
絞り 3.5
焦点距離 35
ホワイトバランス Auto
露出補正 +0.7
露出補正
A
シャッタースピード 1000
iso 3200
絞り 3.5
焦点距離 35
ホワイトバランス Auto
露出補正 +1.0
露出補正
A
シャッタースピード 800
iso 3200
絞り 3.5
焦点距離 35
ホワイトバランス Auto
露出補正 +1.3
露出補正

+2.0まで上げると、被写体がだいぶ明るくなる。

A
シャッタースピード 640
iso 3200
絞り 3.5
焦点距離 35
ホワイトバランス Auto
露出補正 +2.0
露出補正

先ほどの写真を一列に並べると、違いがはっきりする。

露出補正

03 露出補正をマイナスにする時

例えば、夕日を撮ったら、ちょっと明るかった時

A
シャッタースピード 60
iso 200
絞り 5.6
焦点距離
ホワイトバランス Auto
露出補正 0.0
露出補正
A
シャッタースピード 60
iso 200
絞り 5.6
焦点距離
ホワイトバランス Auto
露出補正 -1.0

露出補正をマイナスにすることにより、いい感じになります。

露出補正

04 露出補正を元に戻すのをお忘れなく!

露出補正をしたら、設定を元に戻すのを忘れないようにしましょう。忘れると、次撮る時に、残念な結果になります。家に帰ってパソコンで確認したら、写真が全部暗めだったり、明るめだったり、といったことになりかねません。

05 まとめ

露出補正について解説しました。人間の目と違い、カメラの判断した露出では、うまく表現することができないことがあります。そんな時には露出補正をして、写真の表現力をアップさせましょう。 室内で撮る時、太陽が出て、とても明るい時、夕日の時など、シーンに合わせて露出補正をすることにより、魅力的な写真を撮ることができるようになります。