写真の腕をあげるなら単焦点レンズ‼ メリット4点とデメリット2点
メリット
メリットは主に4つ上げることができます。
背景をぼかした写真が撮れる
単焦点レンズは、F値を低く設定することができ、背景をぼかすことができます。 f1.8やf1.2など、中にはf0.95なんてのもあります。 キットレンズでは、たいていf4くらいからなので、かなりf値を下げられ、 背景をぼかすことができます。
参考

暗い場所、または速い動きに強い
先ほども述べた通り、単焦点レンズは、F値を低く 設定することができます。つまり、以下の図からもわかる通り、 F値が小さいほど、光をたくさん取り入れることができます。
光をたくさん取り入れることができるので、暗い場所での撮影や星空撮影に適しています。 また、光をたくさん取り入れることができるので、その分、シャッタースピードを上げることができ、 動物撮影など、動きのあるものを撮影する時にも、単焦点レンズは活躍します。

参考

高い描写力でこだわりの撮影が撮れる
焦点距離が固定されている単焦点レンズは、その焦点距離での最高の写りを追求している レンズともいえます。 そのためよりきめ細かい写真が撮れたり、ボケも美しく、またやさしく撮れたりします。
また、ズームレンズと比較して、単焦点レンズでは、写真の周辺にできるゆがみが少ないのも特長で、 周辺までよりシャープに、キレイに写すことができます。
写真の腕をあげることができる
単焦点レンズは焦点距離が固定されており、被写体を思い通りの位置に据えるには、 自分の足で前後しなければなりません。
そのように、被写体との距離感をつかみつつ、構図を考えて写真を撮るうちに、 写真の腕を上げることができます。
デメリット
レンズ側でズームできない
単焦点レンズはその名のとおり、焦点距離が固定されています。
被写体がその画角に収まらない時、バックしなければなりません。
被写体がその画角に対して小さい時、被写体に接近しなければなりません。
被写体によってはレンズ交換が必要になり、手間がかかる
もし自分が前後しても被写体が収まりきらなかったり、小さすぎる場合 、広角レンズ、または望遠レンズに切り替えなければなりません。
レンズを付け替えている間にシャッターチャンスを逃してしまうなんてこともあり得ます。
以上、単焦点レンズのメリット4点、デメリット2点を挙げました。
ズームレンズでは、その場からズームイン、ズームアウトし撮影できます。 それに対し、単焦点レンズは、「どう撮ろう」と考えながら撮るレンズです。
自分の写真を変えたい、もっとうまくなりたいと思ったら、 単焦点レンズで撮影してみるといいでしょう。 きっと、写真撮影がもっと楽しくなるはずです。
まとめ
-
メリット
- 背景をぼかした写真が撮れる
- 暗い場所、または速い動きに強い
- 高い描写力でこだわりの撮影が撮れる
- 写真撮影がレベルアップする
-
デメリット
- レンズ側でズームできない
- 被写体によってはレンズ交換が必要になり、手間がかかる
こんな記事も読まれています。
-
絞りとは? 初心者向け解説
絞りとは何のためにあるのか?絞り(F値)の値を変えることでどんな写真を撮ることができるのか解説しました。
-
イメージセンサーとは?APS-C?フルサイズ?フォーサーズって何? カメラの基本
いろいろな大きさがあるイメージセンサーについて、初心者でもわかるように解説しました。イメージセンサーが大きいことのメリットとデメリット、イメージセンサーが小さいことのメリットとデメリットは何でしょう?
-
ISO感度とは? カメラの基本
ISO感度はどんな場面で調整がひつようなのでしょうか?手ブレさせたくない時、太陽が出てとても明るい時、どのように設定すればいいのでしょう?。
-
シングルポイントAF(中央一点)で撮ってみよう!撮影テクニック
オートフォーカスの設定の一つ、シングルポイントAFについて解説します。初心者はまずシングルポイントAFからはじめよう!
- リンク
-
焦点距離とは?カメラの基本
焦点距離について解説します。レンズ選びの基本です。風景全体を撮りたい時、野鳥など、アップが撮りたい時はどんなレンズを買ったらいいのでしょう?
-
ホワイトバランスとは?カメラの基本
ホワイトバランスについて解説します。人間が見た色とカメラがとらえた色には違いがあります。夕日をより赤く、空をより青くするには?
- リンク