▲TOPへ戻る

露出補正とは?どんな場面で露出補正が必要か解説しました。カメラのテクニックをアップさせるには必須の知識です。

露出補正とは

露出補正とは、カメラが判断した適正露出では表現しきれない(暗すぎる、または明るすぎる)時にする調整のことです。 より明るくしたい場合は「+」方向に、より暗くしたい場合は「-」の方向に設定しましょう。

どんな時に露出補正が必要か?

背景が明るく、被写体が暗い時、露出補正をプラスにする必要があります。

A
シャッタースピード 1/ 2000
iso 3200
絞り f 3.5
焦点距離 35 mm
ホワイトバランス Auto
露出補正 0.0

露出補正をしない状態だと、被写体が暗くなってしまいます。

露出補正
A
シャッタースピード 1/ 1250
iso 3200
絞り f 3.5
焦点距離 35 mm
ホワイトバランス Auto
露出補正 +0.7

露出補正を少しづつ上げていくと・・・

露出補正
A
シャッタースピード 1/ 1000
iso 3200
絞り f 3.5
焦点距離 35 mm
ホワイトバランス Auto
露出補正 +1.0
露出補正
A
シャッタースピード 1/ 800
iso 3200
絞り f 3.5
焦点距離 35 mm
ホワイトバランス Auto
露出補正 +1.3
露出補正
A
シャッタースピード 1/ 640
iso 3200
絞り f 3.5
焦点距離 35 mm
ホワイトバランス Auto
露出補正 +2.0

+2.0まで上げると、被写体がだいぶ明るくなります。

露出補正

先ほどの写真を一列に並べると、違いがはっきりします。

露出補正

露出補正をマイナスにする時

例えば、夕日を撮ったら、ちょっと明るかった時

A
シャッタースピード 1/ 60
iso 200
絞り f 5.6
焦点距離 -- mm
ホワイトバランス Auto
露出補正 0.0
露出補正
A
シャッタースピード 1/ 60
iso 200
絞り f 5.6
焦点距離 -- mm
ホワイトバランス Auto
露出補正 -1.0

露出補正をマイナスにすることにより、いい感じになります。

露出補正

露出補正を元に戻すのをお忘れなく!

露出補正をしたら、設定を元に戻すのを忘れないようにしましょう。忘れると、次撮る時に、残念な結果になります。家に帰ってパソコンで確認したら、写真が全部暗めだったり、明るめだったり、といったことになりかねません。

まとめ

露出補正について解説しました。人間の目と違い、カメラの判断した露出では、うまく表現することができないことがあります。そんな時には露出補正をして、写真の表現力をアップさせましょう。 室内で撮る時、太陽が出て、とても明るい時、夕日の時など、シーンに合わせて露出補正をすることにより、魅力的な写真を撮ることができるようになります。

こんな記事も読まれています。

profile

カメラ好きなガオ

ニコン派。持ってるカメラはニコンd3400とnikon1のJ5。入門機だけど十分いい写真が取れます。